敏感肌のお話 その1
敏感肌って、どのような肌状態をいうのでしょうか。
一般的には健常な肌には何も引き起こさない様な
小さな刺激に対しても反応してしまう
バリア機能が低下した肌のことを指します。
この敏感肌は3種類のタイプにわけることが出来ます。
☆乾燥性敏感肌
☆生活環境型敏感肌
☆年齢敏感肌
今回は「乾燥性敏感肌」についてお話をします。
気温の変化などで肌が乾燥して
外気などの刺激に反応してしまうタイプの敏感肌です。
気温の変化や乾燥、ダニ、ほこり、雑菌など
さまざまな外的刺激にさらされていても
肌が健康な状態を保っていられるのは
皮膚の一番外側にある角層が
外からの刺激をブロックする
バリアの働きをしているからです。
角層は肌の水分を外へ逃さない役割も果たしています。
ところが乾燥が進むと
細胞に隙間が出来てバリア機能が弱くなり
そこから異物が浸入し、痒みや肌荒れ、毛穴の詰まり
などのトラブルを引き起こします。
こうなると、少しの刺激にも敏感になり
乾燥性敏感肌と呼ばれる状態になります。
乾燥性敏感肌には3つの大きな特徴があります。
バリア機能の低下
水分キープ力の低下
かゆみの発生
乾燥性敏感肌のお手入れは
低下している肌のバリア機能を高める事が必要です。
お肌が水分をしっかりと抱えた状態でいられるよう
肌内部の環境を整える成分が入った化粧品で
お手入れしましょう。
必要な皮脂を取り過ぎない洗顔料で
優しく洗いあげましょう。
お手入れの最後には乾燥対策として
コクのあるクリームで
しっかりと肌を守ることも大切です。